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年次有給休暇を正しく管理したい

ご依頼の内容

従業員から年次有給休暇の取得の申出があれば認めていますが、残日数が何日あるのか把握できていません。また従業員の間でも年次有給休暇の取得の頻度にばらつきがあり、不平等感を抱いているようです。

ご対応の内容

年次有給休暇管理表を提供し、事業主・従業員共に残日数を確認できる体制になりました。
また、年次有給休暇の福利厚生としての活用を導入することで、不平等感を軽減することができました。

詳細

年次有給休暇は労働基準法により認められた、労働者の権利です。
ひと昔前は、「うちの会社には有給はない」とおっしゃっていた社長もいらっしゃいましたし、そう思っている労働者も多くいらっしゃいました。
しかし、現在は、勤めいている会社の大小にかかわらず、年次有給休暇があることはわかっています。そして、年次有給休暇を権利として、必要な場合には活用したいと思っています。

事業主の中には従業員が困っている時には、年次有給休暇の残日数に関わりなく休ませてあげているので、管理は不要だとおっしゃる方もいらっしゃいます。しかし、従業員間に取得の不平等が生まれることもあります。年次有給休暇を正しく管理することで労働者の信頼につながりますから、長く働きたい職場づくりには欠かせません。
これは企業規模の大小にかかわらず言えることです。

働き方改革により、年10日以上年次有給休暇を保持している場合には、年5日以上取得することが義務付けられました。これにより、今まで以上にしっかりとした管理が必要になりました。
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